ブログ

2018.05.17保育だより
5月 保育だより

今年の5月は初夏の気候です。ゴールデンウィーク明けに一気に気温が上がり、子ども達は「暑い暑い」「水筒のお茶なくなっちゃった」「今日は半袖の洋服着てきたよ」と自然の変化に感じ方もそれぞれです。春休み中にプランターに植えた夏野菜もぐんぐん大きくなって子どもの胸のあたりまで伸びてきました。「もう実がなるかな?」とあわてんぼうのの子ども達はワクワクですが、私が「まだまだ」と言うと「なんで~もっと大きくなってから?」「どれくらい?」「お空に届いちゃうくらい?」「宇宙まで届くよ」と極端な発想もとても子どもらしいなと笑顔になります。「ほんとね、空に届いちゃうかもよ」と返すと「そんなわけないでしょ」と突っ込みを入れるところも関西の子だなと笑えるところです。

登園した子ども達がお庭で遊んでいる5月も中旬のそんなある朝、だんごむしを手に乗せた子どもの手の上でだんごむしの赤ちゃんが生まれました。こんな偶然!!子ども達への素敵なご褒美!!送り迎えのお母様方も次から次へと登園する子ども達も朝のご用意なんかわすれた~~という勢いでだんごむしの赤ちゃんに夢中です。門当番の先生が、「ダンゴムシの赤ちゃんで朝のご用意が全然進まないですけど、これって声かけなくていいですよね」と笑顔で確認の連絡をしに来てくれました。流石はモンテッソーリの免許を持った先生です!「さすが!!神対応~!」と私も絶賛します。今、この瞬間、子どもの興味と探求心とこんな偶然の神様からの贈り物を邪魔することほどもったいない事はありません。

さて、私は朝の会をどうしようか?お庭の子ども達にどのタイミングでお部屋に入りますよ~と声を掛けようかと迷っていました。さちでは子どもの熱中症対策、感染症の予防に保育時間内で水分補給する時間を決めています。朝の会が始まる前、公園に行く前、食事の時間、必ず1日3回水分補給のチェックをしています。なので、もうしばらく様子を見ようと部屋にいる子にだけ「お茶を飲みましょう」と声をかけました。すると、外にいた年長組の女の子が「お茶飲むんだって、お部屋に入る時間だよ」と自分たちで気づき、手に乗せたダンゴムシの赤ちゃんを土の上に返してお部屋に入ってきました。

小さな命と向き合った子ども達は、かわいいねとか、不思議だねとか、すごいねとか、喜びや驚きをみんなで共有して心が満たされたのでしょう。お仕事で達成感を得た時のように自分のあるべき姿、態度の所へ悠々と帰ってくる姿がありました。

子どもの精神にとって大切な場面を一緒に大切と思える心を、大人も忘れずにいてほしいと思います。

だんごむし1.jpgだんごむし4.JPG

© Sachi Childhome All Right Reserved.

Page Top