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2019.05.07

春は子どもたちの周りに自然がいっぱいです。自然との触れ合いの中で色んなことを感じ、学んでいきます。何を学ぶかは子どもたちの感性によってまちまちですが、そのきっかけとなる環境を子どもの目の前に準備します。

新年度が始まった4月の青空が気持ちの良いある日、ブルーシートの上にプランターの土を出して日光消毒していました。早速ひとりの子どもが「何してるの?」と寄ってきます。「去年の土を乾かして、日に当てて消毒してるのよ」というと、「手伝う」と返事が返ってきます。雑草をより分けたり、鉢底石を拾い集めたり、より分ける作業は子どもたちにとって大好きなお仕事の一つです。登園した年長組の子ども達が一人、また一人と増えていきます。

別の日には石灰を混ぜたり、たい肥を混ぜたりします。「何してるの?」とまた子ども達が興味を持ちます。このように、何かをする時に「今から○○の事をするよ」と場面を設定するのではなく、何気なく子どもの目に留まるような時間にそれらの事を始めるといつの間にか子どもの輪ができます。

それから1週間後に「今日は野菜の苗を植えるよ」というと「わ~い僕達の番だ」と年長組が大張り切り。ジャンケンポンで自分の植えたい苗の相談です。植えた後は水やりをします。小さい組さんも重たいはずのじょうろをよいしょと抱えて上手にお手伝いしてくれました。

今年は大型連休があったので久しぶりの登園時には「わ~~もうこんなに大きくなってる」「トマトの方が大きくなってるね~」と口々に言いあいます。毎日子ども達の「早く大きくなあれ!」の愛情たっぷりの水やりのおかげて毎年さちの野菜たちは大豊作です。今年も沢山実がなりますように!

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