紅葉が綺麗な公園で私が葉っぱを拾っていると「何してるの?」と子どもが見に来ます。「きれいな葉っぱが落ちているから拾っているのよ」というと「手伝ってあげる」と子どもがわしずかみにしたおちばを持ってきました。「ごめんね、うれしいんだけど、先生の探しているのはきれいな葉っぱ、破れていたり茶色ばかりはいらないの」というと子どももハッとした表情になります。そこで、「先生の拾ったのを見せてあげる」と差し出すとオレンジや赤、黄緑や黄色、それを見て子どもも納得してくれたようで、今度は慎重に拾うはっぱを見分けます。葉っぱなら、なんでもいい、どれでもいいというわけではなく大きいのや小さいの、色もできるだけきれいなのを見極めて...「なんで拾っているの?」と聞くので「お楽しみ」と答えに距離を持たせます。
また別の日、トラックが公園に乗り入れ植木の剪定をしていました。公園には葉っぱが山積みです。お仕事の邪魔にならないように、みんなで少しずつお気に入りの落ち葉を拾って帰りました。年長・年中児は絵本におちばを挟みます。「なんで絵本にはさむの?」と聞かれたので「お楽しみ」とまた答えに距離を持たせます。
そして、別の日「今日はこのはっぱを使って冠を作りたいと思います」とお仕事の提供をすると子どもたちからは「な~んだ、そうゆうことね」と笑顔がこぼれます。一番のり気は年少組さん。作った後は頭につけてお仕事をします。そして、公園で記念写真を撮りました。残った葉っぱのお絵かきもとっても上手にできました。