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2016.11.04日々のこと
11月の保育だより

毎年ですが、秋になると子ども達の集中力が伸びてきます。1学期のあいだコツコツと生活に向き合って自信を積み重ねた年少組は教材をどんどん使い始めています。社会性も伸びてくるので「お友達と一緒にしたい」という気持ちも出てきます。

モンテッソーリのお仕事は一般的に『個活動』というイメージが強いようですが、お友達と楽しめるものも沢山あります。感覚教材はそんな子ども達の気持ちにぴったり。

大好きな『色板』というお仕事は、本来は色の名前を覚えるという教材ですが子ども達が使うとお部屋の中の同じ色探しが始まります。「一緒に探しにいこう」「私は違う色をさがすから」と絨毯の上には見つけた色がどっさり。どっちが沢山見つけられたかで大盛り上がりです。「ぼくもいっしょにしたい」「3人は出来ないから駄目よ」「あとでね」「他の子と約束したからごめんね」など子どもの会話の中に心を育てる要素が沢山あります。

年中組は金ビーズを使った4桁の数の合成「40は10のビーズが4本で40」と位を感じるお仕事を始めました。年長組のブームは折り紙。作り方が分からなくても先生は教えてくれません。どこがどうなっているのか、作り方の本を見ながら自分で考えながら完成させます。毎日用意した折り紙がなくなるほどの勢いです。2歳児のお友達も自分の好きな日常のお仕事を、持ってきては片付けて、また別のお仕事を持ってきて...と教師を必要としない姿はとても頼もしいです。


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