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2020.06.29日々のこと
網戸

新しい生活の流れがゆっくりと子どもに定着していきます。環境の変化には大人よりも子どもの方が順応性が高いですね。緊張感も少しづつほぐれ、ソーシャルディスタンスも意識が付いてきています。3密の回避に神経を向けていた保育者の緊張感も安心して見守れることが多くなってきました。子どもたちの中でもマスクの着用が当たり前の意識になり、保育者は熱中症予防に時間を決めてこまめに水分補給の時間の合図を出していきます。

保育室と違って、廊下のスペースは子どもの緊張がほぐれます。お仕事に疲れた子どもが絵本を読んだり、積み木をしたりします。そうして子どもが自然と集まる場所なので密になりやすい事も確かです。ずっと喚起の課題がありましたが、思い切って廊下に網戸をつける事にしました。靴箱側の南側、カバン置き場の北側、約10mの距離ですが、風通しがよくなり以前にもましてとても心地よい空間となりました。

子どもたちは一つ覚えることが増えます。網戸の感触は心地よく、手触り、触感が特別です。壊れるような使い方をしないように初めに網戸の開け方を提示します。「これは網戸です」「開けるときはここしか触りません」「ここは弱いところだから強く押すと破れて穴が開いてしまいます」「優しくさわりましょう」という具合です。

子どもに意識をつけるときは、なんでも最初が肝心です。失敗してから「そうじゃなくて...」というよりも、「これはこうします」と正しい事から伝えていくと、「上手にできたね」という褒め言葉をかけられますし、小言の数も少なくなります。成長過程の子どもたちにはプラスの言葉がけを沢山かけてあげたいですね。

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