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2016.03.10モンテッソーリ教具
算数のお仕事

モンテッソーリーでは数字を理解する時に量の存在をとても大切にします。最初のステップとして規則正しい10進法の量の違いを種類の違った教材で様々な角度で体感します。短いものは長くなる、小さいものは大きくなる、細いものは太くなるといった具合です。

リンゴ10個とどんぐり10個どっちが多い?と聞けば子どもは100%リンゴと答えます。量の違いを感じてきたモンテッソーリっ子は、「10と10でおんなじ。」と答えます。

子どもが数字を見て3と読み始めたり、お皿に並んだトマトの数を1,2,3と数え始めはじめたりしたら、お母さんは10までの数で、子どもの目の前にある具体物を一緒に指さし数えることを始めましょう。大切なのは数える事、そこにいくつの物があるのか答えを出すことではありません。

数えることが楽しくなった子は数をどんどん好きになります。そうやって算数を学ぶ準備をしていきます。

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