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2021.02.20日々のこと
節分

まいとし節分が過ぎると日差しに暖かさが加わるように感じるのは私だけでしょうか。今年は2月2日が節分、みんな鬼のお面を作り1日早い豆まきをしました。これくらいの時期になると、卒園や進級が見えてきて子ども達の心の中もドキドキするみたいです。「くまさん(年長組)もうすぐいなくなっちゃうの?」「新しいバッチに変わるよ」など子どもの口からは期待や不安の声が自然と出ています。

今年、算数のお仕事が大好きな年長組さんは金ビーズや切手遊びと、足し算、掛け算、引き算、割り算どんどん進みます。幼児期の算数に早期教育のイメージがあると思いますが、モンテの教材は量物がメインです。頭の中で考える計算ではなく、具体物を使ってゲーム感覚で答えを見つけていきます。2月は節分、豆まきゲームでは的に点数を付けます。窓の鬼は10点、カーテンレールの上の鬼は100点、投げる球は3つ。3つの合計得点を紙に書き、それを4回投げます。4回分の得点を足し算してその日の1等賞を決めるゲームです。こうなると、子どもが狙う的はもちろん100点鬼、位の違う足し算は難しいのですが、ここでも具体物の金ビーズが子どもの思考を助けてくれます。1回目から4回目までのビーズを取って、あとは形の同じビーズを合わせるだけ、繰り上がりも簡単です。

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モンテッソーリのお仕事は勉強ではありません。数に興味を持っている年長組の敏感期を満たしてくれるお仕事です。当初、数日で片付けようと思っていた環境ですが「今日でこのゲームは片付けるね」と伝えると、子どもたちが「まだやる」「卒園までやる」「だって、すっごくおもしろい」とブーイング、小さい組さんが「おにこわい~」と目を伏せてしまうので、ゲームをしない時はカーテンで隠して、ゲームをするときはカーテンを開けてという具合ですすめました。2月の楽しいお仕事の一つになりました。

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