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2020.04.14
野菜の苗

いつもは年長組のお友達と植える夏野菜の苗、今年は緊急事態宣言で登園自粛の為、年長児は0名で子どもたちは数人しかいません。仕方なく先生が植える事になりました。小さい子どもたちは野菜の苗より土の中から出てくる虫の方が興味があります。土を耕し肥料を混ぜている時に、何してるのかなとのぞきに来た子も、幼虫やミミズが出てきて大興奮。その虫を観察するだけでも1日があっという間に過ぎていきます。一緒に植える事が出来なかったくまバッチさんにクイズです。それぞれの苗が何の野菜か分かりますか?野菜の名前を当ててみましょう。

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モンテッソーリ教育の大人の援助は、植物を育てる事によく例えられます。種を植える時期、追肥のタイミング、毎日の水やりなど、成長をよく観察して、必要な時期に必要なだけの環境を整えます。水をあげ過ぎてもあげなさ過ぎても肥料をやり過ぎても枯れてしまいます。自然の気候とも相談しながら丁寧に育てていきます。そして、植物も毎日話しかけると不思議とよく育ちます。

私自身が幼稚園に就職したばかりの若い時にクラスの子ども一人一人が鉢植えの朝顔を育てていました。4クラスある120個の鉢植えでも日当たりも、水やりも同じ条件で育てていたにも関わらず、不思議と成長の速さが違うという事がありました。良く話しかけている先生のあさがおの成長が早かったのです。

大切なのは、『必要な時に必要なだけの環境の用意』、そして愛情を注ぐこと、まさしくモンテッソーリ教育の理念です。

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